自然の神秘がギュッと詰まった!【10月の誕生石】

ジュエリーを選ぶ際にもつい気になってしまう誕生石。1月から12月まで、各月に宝石が割り当てられていますよね。その中から今回は10月の誕生石をご紹介します。

 

10月の誕生石

10月は全部で2つの誕生石が制定されています。それぞれの特徴や魅力をご紹介します。

- オパール

オパールのイメージ画像

英名 Opal
和名 蛋白石(たんぱくせき)
 組成 SiO2・nH2O
モース硬度 5~6.5
乳白色、青、緑、褐色、黒など
主な産地 オーストラリア、メキシコなど
石言葉 希望、潔白、幸福、安楽など
お手入れ方法

・柔らかい布で全体をやさしく拭く
・汚れが気になる時は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に入れて柔らかいブラシで優しくこすって洗う
・超音波洗浄器の使用は控える
・乾燥によってひび割れすることがあるため、直射日光を避けるなど保管環境に注意する
・衝撃に弱いため、他のジュエリーと接触しないように保管する


ギリシャ語で「色の変化を見る」という意味の「opallios(オパリオス)」という言葉から名前が付けられたと言われているオパール。特徴的な虹色の輝きが名前にも表現されています。
この輝きは「遊色効果(プレーオブカラー)」と呼ばれます。光の屈折率が異なる層が重なり合うことで生まれる効果です。

オパールの中でも、遊色効果を持つものを「プレシャスオパール」、持たないものを「コモンオパール」と呼びます。どちらに分類されるかによって、価値は大きく変わります。また、プレシャスオパールの中でも、遊色効果による変化の大きさ色の種類によって価値に差が生まれ、変化の幅が大きく赤い輝きを放つものほど価値が高いとされています。
オパールのイメージ画像
遊色効果は、その形や範囲によっていくつかの種類に分けられます。とても小さい斑点状の「ピンファイア」、大きな色のエリアを示す「フラッシュ」、はっきりとした長方形の斑点が重なり合う「ハーレクイン」の3種類で、とくにハーレクインがみられるものは貴重とされています。

オパールは、3~10%が水分で構成されています。遊色効果を生み出す基となる「シリカ」という成分が含まれる地下水が岩石の間に入り、そこで水分が繰り返し蒸発することでオパールが生まれるためです。水分を含む宝石は、唯一オパールのみです。水のイメージ画像水分を含むことが見た目の美しさを生み出している一方で、デリケートさも生じます。水分を含む分、乾燥衝撃に弱いのです。
乾燥すると中の水分が蒸発して退色ひび割れが、衝撃を受けると簡単にが付いてしまいます。保管時は直射日光を避け、他のジュエリーと離した状態をキープしましょう。料理中の火で熱せられて乾燥することもあるため、こちらも注意が必要です。身に着ける際には、他のものと接触しにくいピアスやネックレスがオススメです。

幸せを招く石」と呼ばれていたオパールは、自分自身の才能を発揮できるようなポジティブなエネルギーを与えてくれる宝石。また、女性的な美しさを高めてくれるとも言われており、水を含むことから「みずみずしさ」などの美容的な意味も持っています。心身ともに美しくありたいという方に身に着けて欲しい宝石です。

- トルマリン

トルマリンのイメージ画像

英名 Tourmaline
和名 電気石(でんきせき)
 組成 Na(Mg,Fe,Li,Mn,Al)3Al6(BO3)3Si6O16(OH,F)4
モース硬度 7~7.5
ピンク、緑、青、紫、黄色、赤、黒など
主な産地 ブラジル、スリランカ、ナイジェリアなど
石言葉 希望、潔白、寛大、忍耐など
お手入れ方法

・柔らかい布で全体をやさしく拭く
・汚れが気になる時は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に入れて柔らかいブラシで優しくこすって洗う
・超音波洗浄器の使用は控える
・急激な温度差に弱いため、手入れの際や保管状況には注意する

 
シンハラ語で「混合色の石」という意味の「toramalli」が由来となって名前が付けられたとされるトルマリン。「無い色は無い」と言われる程、とにかくカラーバリエーションが豊富な宝石です。
しかしそのせいで何世紀もの間、他の宝石と勘違いされたという歴史も…。よく混同されていたルビーやエメラルドなどの宝石とトルマリンが別物であると定義されたのは、1800年代になってからのことでした。
スイカのイメージ画像
トルマリンの中でも特徴的なのが、複数の色が組み合わさったパーティーカラートルマリン」。2色の組み合わせなら「バイカラートルマリン」、3色なら「トリカラートルマリン」と呼ばれます。中でも人気なのが「ウォーターメロントルマリン」。その名の通りウォーターメロン=スイカのような、ピンク色×緑色の配色が特徴です。インクルージョン(内包物)がスイカの種のように見える個体もある、とてもユニークな種類です。

この他に「パライバトルマリン」も高い人気を誇ります。ネオンのように強く輝く水色が、南国の海のように美しいと評価されるトルマリンです。「世界三大希少石」にも数えられ、ダイヤモンドを超える価値が付くことも!ブラジルのパライバで1989年に発見された歴史の浅い宝石ですが、わずか数年で鉱床が尽きて鉱山が閉鎖されることに…。このことから「幻の宝石」とも呼ばれています。現在では、青~緑色で銅を含むトルマリンは、パライバ以外の土地で採れたものも全てパライバトルマリンと呼ばれています。電気のイメージ画像トルマリンは、圧力や熱を加えると電気を帯びる性質を持つ不思議な宝石。アムステルダムの商人が、日光を浴びたトルマリンに埃が引き寄せられたのを見て発見された性質です。学者のカール・リンネは、この性質からトルマリンに「electric stone」と名付けました。そのため、和名では「電気石」と呼ばれます。自然状態でも微弱電流が流れており、これが人間の細胞や神経を刺激することで血行促進などの健康効果があると言われています。

摩擦によってマイナスイオンを放出するとされているトルマリンは、ストレスを緩和する効果があると言われています。またトルマリンは、色によって違った効果を持ちます。自分に合う効果を持つカラーのトルマリンを探してみるのも良いでしょう。

SoëLの誕生石ジュエリー

SoëL Adjusterのイメージ画像
SoëLでは、誕生石を使用したジュエリーも展開しております。
ぜひ誕生石ジュエリーとして、毎日のコーディネートに取り入れてみて下さい。

■SoëLの誕生石ジュエリーはこちら
Birth Stone Collection

まとめ

不思議な魅力たっぷりの10月の誕生石。ぜひ身に着けて楽しんでみて下さいね。最後までお読みいただき、まことにありがとうございました。

この記事を書いた人

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Miyasaka

SoëL / スタッフ

新卒でジュエリー業界に入って3年目の、新米と言えなくなってきた社会人。自分自身も勉強になるような記事を目標に情報をお届けします。音楽と美術館巡りと辛い食べ物が好きです。

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