4種のブルーカラーが美しい【12月の誕生石】

ジュエリーを選ぶ際にもつい気になってしまう誕生石。1月から12月まで、各月に宝石が割り当てられていますよね。その中から今回は12月の誕生石をご紹介します。

 

12月の誕生石

12月は全部で4つの誕生石が制定されています。それぞれの特徴や魅力をご紹介します。

- ターコイズ

ターコイズのイメージ画像

英名 Turquoise
和名 トルコ石
 組成 CuAl6(PO4)4(OH)8・4H2O
モース硬度 5〜6
水色、青、青緑など
主な産地 アメリカ、イラン、中国、オーストラリアなど
石言葉 成功、繁栄、健康、旅の安全など
お手入れ方法

・柔らかい布で全体をやさしく拭く
・汚れが気になる時は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に入れて柔らかいブラシで優しくこすって洗う
・超音波洗浄器、スチーム洗浄器の使用は控える
・衝撃に弱いため、他のジュエリーと接触しないように保管する
・紫外線で変色することがあるため、出来る限り直射日光が当たらないように注意する


スカイブルーカラーと縞模様が特徴のターコイズ。蜘蛛の巣の様なこの模様は「スパイダ―ウェブマトリックス」と言います。採掘される鉱山によって色味やマトリックスの出方が異なるため、個体差が楽しめる宝石です。

トルコ石」という名前でも親しまれているターコイズですが、実はトルコで採掘されることはありません。ペルシャで採掘されたターコイズをトルコの商人がユーラシア大陸に流通させた歴史からトルコ石と呼ばれるようになりました。
ツタンカーメンのイメージ画像
近代的なカラーのターコイズですが、実はとても長い歴史を持つ宝石。古代エジプトの時代には既に珍重されており、ツタンカーメンの装飾の一部にも使われています。硬度が低く加工しやすいため、彫刻の材料としても使用されてきました。

大空を連想させるようなターコイズは、心身の疲労を解きほぐすヒーリング効果があるとされています。またかつてトルコの商人が乗るラクダの首にターコイズが下げられていたことから、旅のお守りとしても扱われてきました。実際に旅行をする時や、旅と言えるような大きな挑戦をする時などに身に着けたい宝石です。

- ラピスラズリ

ラピスラズリのイメージ画像

英名 lapis lazuli
和名 瑠璃
 組成 CuAl6(PO4)4(OH)8・4H2O
モース硬度 5〜5.5
主な産地 アフガニスタン、チリ、ロシアなど
石言葉 成功の保証、真実、健康、幸運など
お手入れ方法

・柔らかい布で全体をやさしく拭く
・汚れが気になる時は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に入れて柔らかいブラシで優しくこすって洗う
・スチーム洗浄器の使用は控える
・衝撃に弱いため、他のジュエリーと接触しないように保管する
・紫外線で退色するため、出来る限り直射日光が当たらないように注意する

 
石を意味するラテン語の「Lapis」と、空や青色を意味するアラビア語の「Lazward」が組み合わさって名前が生まれたラピスラズリ。アズライト、パイライト、カルサイト、ソーダライトなどの鉱物が複合されてできており、配合によって見た目に違いが生まれる面白い宝石です。表面の金色の輝きはパイライトによるもので、特にチリ産のものに顕著に見られます。

皆さんは「ウルトラマリン」という絵の具を使ったことがあるでしょうか。目が覚めるような鮮やかな青色の絵の具ですが、このウルトラマリンの原材料にラピスラズリが使われています。
ウルトラマリンを使った作品として有名なのが、フェルメール作「真珠の耳飾りの少女」。作品のポイントとも言える青色のターバンの着彩にウルトラマリンが使われており「フェルメールブルー」とも呼ばれています。ラピスラズリは宝石から姿を変えても人々に親しまれているのです。
真珠の耳飾りの少女
このような作品が制作された当時、ラピスラズリの産出地はアフガニスタンのみでした。そんな希少なラピスラズリから抽出できたウルトラマリンは僅か数パーセントだったため、金よりも貴重なものとして扱われたそうです。

世界で最初のパワーストーンと言われるラピスラズリは、幸せだけでなく持ち主に必要な試練ももたらすという珍しい宝石。何かを成し遂げたい時成長したい時にぜひ身に着けて欲しい宝石です。

- タンザナイト

タンザナイトのイメージ画像

英名 Tanzanite
和名 灰簾石(かいれんせき)
 組成 Ca2Al3(SiO4)(Si2O7)O(OH)
モース硬度 6.5~7
青、青紫
主な産地 アフリカ
石言葉 冷静、知性、高貴、神秘など
お手入れ方法

・柔らかい布で全体をやさしく拭く
・汚れが気になる時は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に入れて柔らかいブラシで優しくこすって洗う
・超音波洗浄器、スチーム洗浄器の使用は控える
・割れやすいため、強い衝撃を与えないように注意する


2021年に新しく追加された誕生石の1つです。採掘できるのはタンザニアのメレラニ鉱山の一か所のみ。産出量も減少しているため、年々希少性が高くなっている宝石です。専門家の間では、採掘できるのは残り十数年程度と言われています。

タンザナイトは見る角度によって色が変化して見える多色性を持っています。自然光下では鮮やかな青色、人工灯下では青紫〜紫色に見え、それぞれの色がはっきり出るほど価値が高くなります。
tiffanyのイメージ画像
このタンザナイトという宝石、実は本当の名前は「ブルーゾイサイト」と言います。では、タンザナイトという名前はどうしてついたのでしょうか。
この名前の生みの親は、かの有名なティファニー社。当時まだ無名だったブルーゾイサイトを「タンザニアの最高峰キリマンジャロの夕暮れの色彩」として売り出したところ大ヒット。現在ではタンザイナイトという名前の方が一般的になっている程、人々に浸透しました。

タンザナイトは冷静に正しい判断を下すサポートをしてくれる「決意の石」と言われています。落ち着いて何かを決定したい時、お守り感覚で身に着けたい宝石です。

- ジルコン

ジルコンのイメージ画像

英名 Zircon
和名 風信子石(ひやしんすいし/ふうしんしせき)
 組成 ZrSiO4
モース硬度 6~7.5
青、緑、無色、黄金色、茶、赤、など
主な産地 カンボジア、オーストラリア、スリランカ、タイ、ミャンマー、ナイジェリアなど
石言葉 生命力、安らぎ、無限、行動力など
お手入れ方法

・柔らかい布で全体をやさしく拭く
・汚れが気になる時は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に入れて柔らかいブラシで優しくこすって洗う
・超音波洗浄器、スチーム洗浄器の使用は控える
・熱処理されたものは紫外線で退色することがあるため、出来る限り直射日光が当たらないように注意する


タンザナイトと共に2021年に新しく追加された誕生石。カラーバリエーションが豊富で、中でもブルージルコンが人気です。地球最古の鉱物と言われており、2001年に見つかったジルコンは約44億年前に生まれたものでした。

ジルコンの魅力はその輝きにあります。ダイヤモンドに匹敵する屈折率を持つため、強く輝きます。またダイヤモンドに見られる「ファイア」と呼ばれる虹色の輝きを持つのも特徴の一つです。
このようにダイヤモンドと類似点が多いジルコンは、1900年代初頭からダイヤモンドの代用石として使われることもありました。近年では人工石であるジルコニアと混同されることが多いですが、ジルコンは天然石のため全くの別物です。

ヒヤシンスのイメージ画像
ジルコンの和名は「風信子石(ひやしんすいし)」。なぜヒヤシンスなのかと疑問に思いますよね。これには様々な説があります。
赤色系のジルコンはかつて「hyacinth」や「jacinth」と呼ばれており、これらの単語の由来がヒヤシンス(hyacinth)だったとする説、カラーバリエーション豊富なジルコンを同じく色とりどりの花が咲くヒヤシンスに例えたという説など。どれが正しいかは明確にはなっていませんが、趣を感じられる和名ですよね。

ジルコンは「平和の石」という別名を持ちます。これはジルコンに心身の痛みや苦しみを癒す効果があるとされているためです。出産や旅のお守りとしても使われてきたジルコンは、安らぎや癒しが必要だと感じている方におすすめです。

SoëLの誕生石ジュエリー

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SoëL Adjusterリーフシリーズ【ブルースター】

SoëLでは、12月の誕生石タンザイナイトを使用したジュエリーも展開しております。
ぜひ誕生石ジュエリーとして、毎日のコーディネートに取り入れてみて下さい。

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まとめ

同じブルーカラーでもそれぞれ異なる個性を持つ12月の誕生石。ぜひ身に着けて楽しんでみて下さいね。最後までお読みいただき、まことにありがとうございました。

この記事を書いた人

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Miyasaka

SoëL / スタッフ

新卒でジュエリー業界に入って3年目の、新米と言えなくなってきた社会人。自分自身も勉強になるような記事を目標に情報をお届けします。音楽と美術館巡りと辛い食べ物が好きです。

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