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記事: パッと目を惹く!強くて鮮やかな【7月の誕生石】

パッと目を惹く!強くて鮮やかな【7月の誕生石】
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パッと目を惹く!強くて鮮やかな【7月の誕生石】

ジュエリーを選ぶ際にもつい気になってしまう誕生石。1月から12月まで、各月に宝石が割り当てられていますよね。その中から今回は7月の誕生石をご紹介します。

7月の誕生石

7月は全部で2つの誕生石が制定されています。それぞれの特徴や魅力をご紹介します。

■他の誕生石はこちらをご覧ください。
誕生石とは?~幸運を呼ぶ宝石たちの起源と楽しみ方~

 

- ルビー

ルビーのイメージ画像

英名 Ruby
和名 紅玉(こうぎょく)
 組成 Al2O3
モース硬度 9
主な産地 ミャンマー、スリランカ、タイ、ベトナム、カンボジア、タンザニアなど
石言葉 熱情、仁愛、威厳、勝利など
お手入れ方法 ・柔らかい布で全体をやさしく拭く
・汚れが気になる時は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に入れて柔らかいブラシで優しくこすって洗う
・超音波洗浄器の使用も可

 「熱情」「仁愛」「威厳」などの宝石言葉を持っています。昔から「勝利を呼ぶ石」とも呼ばれており、困難な状況を乗り越えるための情熱を授けてくれる効果があるとされています。

ルビーはサファイアと同じ「コランダム」という鉱物からできています。赤色のルビーと青色のサファイア、正反対の色なのにびっくりですよね。
コランダムがルビーになるかサファイアになるかは、含まれる成分によって決まります。コランダムにクロムが含まれて赤色になったものをルビー、それ以外をサファイアと定めています。
ティアラのイメージ画像
とても名の知れた宝石ですが、実はその採掘量はとても少量です。これはルビーを採掘できる鉱山が非常に少ないためです。その希少性と美しさから「宝石の女王」とも呼ばれ、四大宝石の1つにも定められている風格のある宝石です。

格式高い宝石であるルビーの中でも最高峰とされているのが「ピジョンブラッド」。その名の通り、まるで血のような深い真紅が特徴で、産出量は全体の0.1%にも満たないとされています。色合いや透明度など、様々な要素が類を見ないほど素晴らしいとされています。

 

- スフェーン

スフェーンのイメージ画像

英名 Sphene
和名 楔石(くさびいし)
 組成 CaTiSiO5
モース硬度 5~5.5
イエロー、イエローグリーン、オレンジ、ブラウン
主な産地 ブラジル、マダガスカルなど
石言葉 純粋、永久不変
お手入れ方法 ・衝撃に弱いため、強い力がかからないように気を付けながら柔らかい布で全体をやさしく拭く
・汚れが気になる時は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に入れて柔らかいブラシで優しくこすって洗う
・超音波洗浄器の使用は控える

 「純粋」「永久不変」などの宝石言葉を持つスフェーン。「成功の石」とも呼ばれており、持ち主にプラスのエネルギーを与えて物事を良い方へと導いてくれる効果があると言われています。初めて名前を耳にする方も多いであろうこの宝石は、滅多にお目にかかることが出来ないとても希少な宝石です。

角度によって色味が変化して見える多色性が特徴で、赤~緑まで虹色に近い様々な表情を見せてくれます。これはダイヤモンドにも共通する「ファイア」と呼ばれる特性ですが、屈折率はダイヤモンドを超えるとも言われています。

少し変わったスフェーンという名前は、結晶の形がくさび状になることから、ギリシャ語でくさびを意味する「スフェノス」が由来となってつけられました。和名ではくさび石と呼ばれます。また、チタンを含むことから鉱物名は「チタナイト」と言います。
森のイメージ画像
スフェーンが7月の誕生石に制定されたのは、1787年にスフェーンを初めて鉱物として認識させた自然哲学者のマーク・オーガスト・ピクテが7月生まれだったことが理由とされています。また、スフェーンの持つ爽やかな色味や輝きが、日本の夏の森を思わせることも制定理由の1つです。

 

SoëLの誕生石ジュエリー

Little Joy
SoëLでは、誕生石を使用したジュエリーも展開しております。ぜひ誕生石ジュエリーとして、毎日のコーディネートに取り入れてみて下さい。

■SoëLの誕生石ジュエリーはこちら
Birth Stone Collection

 

まとめ

独自の魅力を持つ7月の誕生石。ぜひ身に着けて楽しんでみて下さいね。最後までお読みいただき、まことにありがとうございました。

この記事を書いた人

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Miyasaka

SoëL / スタッフ

新卒でジュエリー業界に入って3年目の、新米と言えなくなってきた社会人。自分自身も勉強になるような記事を目標に情報をお届けします。音楽と美術館巡りと辛い食べ物が好きです。

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