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記事: 誕生石とは?~幸運を呼ぶ宝石たちの起源と楽しみ方~

誕生石とは?~幸運を呼ぶ宝石たちの起源と楽しみ方~
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誕生石とは?~幸運を呼ぶ宝石たちの起源と楽しみ方~

ジュエリーを選ぶ際にもつい気になってしまう誕生石。1月から12月まで、各月に宝石が割り当てられていますよね。今回はそんな誕生石について、起源から楽しみ方まで詳しくご紹介します。

誕生石とは?

天然石のイメージ画像

月ごとに宝石が振り当てられていますが、そもそも誕生石とはどんな宝石のことを指すのでしょうか?

誕生石とは、幸運を呼び寄せると言われている宝石のことです。宝石はそれぞれ「石言葉」と呼ばれる意味を持っています。自分の生まれた月の誕生石を身に着けていると、この石言葉に準じた幸せが訪れるとされています。

日本で誕生石が正式に定められたのは1958年。アメリカで定められていた誕生石を基準に、一部修正を加えて制定されました。例えば桃の花が美しく咲く3月の誕生石には桃色の宝石であるサンゴが、緑が青々と茂る5月の誕生石には日本らしい色味のヒスイが日本独自の誕生石として追加されています。

このことからも分かるように、誕生石は国によって様々。現在、各国で共通とされている誕生石は1月のガーネットと2月のアメジストのみで、他の月の誕生石には違いがあるんです。

 

誕生石の始まり

歴史書のイメージ画像

誕生石がどんなものなのかを知ったら、次はどうやって決められたのかが気になりますよね。

誕生石の始まりは旧約聖書。旧約聖書内に登場するユダヤ教大祭司の胸当てにあった12種の宝石が誕生石となったとされています。

これを各地に伝承させていったのは、ポーランドに移住してきたユダヤ人の宝石商だと言われています。もともと宝石を商材として扱っていたユダヤ人達は、ポーランドからその商才をかわれ重用されました。これがターニングポイントとなり、誕生石という概念が各地に広まっていきました。

 

アップデートされる誕生石

ペンのイメージ画像
誕生石はずっと固定という訳ではなく、更新されることがあるのをご存じでしょうか?直近では、2021年12月に日本の誕生石が改定。実に63年ぶりのことだったため、ニュースでも大きく取り上げられました。

ではなぜ改定されたのでしょうか?
日本で誕生石を改定しようという動きが生まれたのは、2016年のアメリカでの誕生石改定がきっかけとなっています。その当時、日本の誕生石は正式に定められていたものの、そこから逸れた多くの誕生石リストが生まれ、消費者の間で混乱が起きていました。
新聞紙のイメージ画像
アメリカでの誕生石改定のニュースを聞いた全国宝石卸商協同組合は、この問題の解決と消費者の方々に宝石への関心を高めてもらいたいという思いから、日本でも誕生石を改定しようと呼びかけを行いました。これに日本ジュエリー協会山梨県水晶宝飾協同組合が賛同する形で改定が実現しました。

結果として、アメリカの誕生石改定で追加された4石+日本が選んだ6石=計10石が、日本の誕生石として新たに追加されました。改定の裏には、誕生石や宝石を愛する人々への想いが込められていたんですね。

 

自分の誕生石を知ろう誕生石のイメージ画像

誕生石について詳しく知ったところで、ご自身の生まれ月の誕生石をチェックしてみましょう。月の表示をクリックすると、各月の誕生石について詳しくご覧いただけます。

■宝石名からその宝石が使用されているジュエリーをご覧いただけます。

これまでの誕生石  追加された新しい誕生石
1月 ガーネット
2月 アメジスト クリソベルキャッツアイ
3月 アクアマリン、サンゴ アイオライト、ブラッドストーン
4月 ダイヤモンド モルガナイト
5月 エメラルド、翡翠(ひすい)
6月 真珠ムーンストーン アレキサンドライト
7月 ルビー スフェーン
8月 ペリドット、サードオニキス スピネル
9月 サファイア クンツァイト
10月 オパールトルマリン
11月 トパーズシトリン
12月 ターコイズ、ラピスラズリ タンザナイト、ジルコン

 

 

誕生石の楽しみ方

ご自身の誕生石はどんな宝石だったでしょうか。ここでは最後に、誕生石を身に着けて楽しむ方法をご紹介します。これまで誕生石に興味はあったけれど身に着けたことはなかったという方は、ぜひチャレンジしてみて下さい。

 

- 生まれ月で選ぶ

誕生日ケーキのイメージ画像

最も王道なのは、自分の生まれ月の誕生石を身に着けること!自分だけの誕生石ジュエリーを、お守り感覚で身に着けてみましょう。その月に複数の誕生石が定められている場合には、お好きな宝石を選んで身に着けてみましょう。

 

- 月によって変える

カレンダーのイメージ画像

様々な宝石を楽しみたいなら、月が移り変わるごとに身に着ける誕生石をチェンジするのも良いでしょう。例えば、1月にはガーネット、2月にはアメジストを身に着けるというような楽しみ方です。18世紀以前には、この楽しみ方が主流だったそう。季節の移り変わりを宝石とともに楽しめます

 

- 効果で選ぶ

天然石のイメージ画像

誕生石をはじめ、宝石は身に着けると様々な効果が得られると言われています。この効果によって身に着ける誕生石を選ぶのもおすすめです。「リラックスした気分になりたい!」「自分の力を発揮できるようなパワーが欲しい!」など、今の気分や状況に合わせて選んでみましょう。

 

- SoëLの誕生石ジュエリー

Little Joy
SoëLでは、誕生石を使用したジュエリーも展開しております。ぜひ誕生石ジュエリーとして、毎日のコーディネートに取り入れてみて下さい。

■SoëLの誕生石ジュエリーはこちら
Birth Stone Collection

 

まとめ

起源や身に着けて楽しむ方法を知ると、誕生石がもっと魅力的に見えてきますよね。最後までお読みいただき、まことにありがとうございました。

この記事を書いた人

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Miyasaka

SoëL / スタッフ

新卒でジュエリー業界に入って3年目の、新米と言えなくなってきた社会人。自分自身も勉強になるような記事を目標に情報をお届けします。音楽と美術館巡りと辛い食べ物が好きです。

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